幻のエロトネフ

テニスの朝練。横のガットが切れた。買ってから半年。トップスピンをかける場合、ガットが切れるのは避けられないようだ。会社にラケットを持って行き、早速すべてのガットを切る。同僚に「狂ったのか?」と訊かれる。今のラケットは耐久性もあるだろうが、昔の木のラケットの時代にはすぐに切らないと変にゆがんでしまうと聞いた。調べてみるとガットは素材や張り方がいろいろあって奥が深い。しかし、ラケットについては多く語られるが、ガットについては語られない。車におけるタイヤのようだ。

午前中にドイツのGDPの上方修正を株が好感、しかし午後にイニシャルクレイム、フィラデルフィアと中堅どころの経済指標がネガティブだったのを機に、株売り債券買いが加速。ユーロストックスのストップをトリガーしてしまった。配当利回りなどを考えるとバリュエーションでは株は魅力的なのだが、目先は下に行く展開も考えておかないといけない。やれやれ。

仕事帰りにフリンジのチケットを取りに行く。ロイヤルマイルは混雑していた。四川飯店で妻とフリンジの達人の友人と夕飯。麻婆豆腐をはじめ旨いディッシュが多かった。8時からUsher Hallで一緒にロシアのオケを聴く。当初プレトネフの指揮の予定だったのだが、タイでの少年への淫行事件で辞退したようだ。音楽性と性癖は関係ないと言うことだ。ベートーベンの序曲は良かった。ついでチャイコのこてこてのヴァイオリン協。後半はショスタコの15番。妻と僕にはやや難解。

ホールで別のフリンジの達人カップルに偶然会ったので、All Bar Oneに行く。Blue Blazerも考えたが座れないと嫌なので。フリンジの東西の横綱が勢ぞろいしたので、いろいろ面白そうなイベントを教わる。妻はedfringeのサイトを江戸フリンジだと思っていたようだ。Weinbergなどのデーィープにオタクの音楽の話も聴けて満足。