根岸由起先生の門下生のピアノ発表会

アメリカ市場が開く2時半に注文を出してから、空港へ。飛行機の中で楽譜をおさらいする。今日は根岸由起先生の門下生のピアノ発表会。昨年は観客だった自分もピアノを習って参加することになった。

パディントンからタクシーを飛ばして、会場であるブルートナーのピアノのショールームに行く。6時くらいに着く。先生や他の生徒さんに挨拶をして、早速練習。妻のピアノに比べるとタッチが軽いのでありがたい。

7時に開演。妻の友人たちもわざわざ観に来てくれてありがたい。皆、練習をたっぷり積んで本番を迎えたと思われるような素敵な演奏だった。休憩後、自分の番が回ってきた。緊張しないだろうと思っていたが、ピアノの前に座ると緊張してきた。William DuncombeのGavotは、あまりメリハリがなくなってしまった。Aleksander GedikeのKummer No.39は、残念ながら途中でつかえてしまい、もう一回区切りのいいところから弾きなおした。Henry Purcellの Minuet in a minor Z.649も、メリハリが欠けていたのが残念だ。練習のようにはいかないものなのだということがわかった。

僕の後の生徒さんの演奏はとてもよかった。特にショパンのノクターンはIPODに入れたいと思った。最後は妻が弾いた。練習の6割くらいしか弾けていなかったが、身内なので終わってほっとした。先生はこんな我々に精一杯の賛辞を惜しまず、つくづく出来た師匠だと思う。

終わって、ワインと軽食で歓談。ブルートナーの社長は後片付けが大変だと思う。恐縮しながら、2次会の会場の近くのパブに行く。

11時半にタクシーでパディントン近くのEASYホテルへ。グラウンドフロアなのに、3畳ほどの窓のない部屋。シャワー、洗面所、トイレは半畳。恐るべし。寝るだけだし、安いし、駅に近いので文句は言うまい。