ピアノの先生との再会

会社を早退して、グラスゴーから50マイルは離れているのにライアンエアーがグラスゴーと言うプレストウィック空港へ行く。涼しかったが雨が降っていないのでオープンにする。ロードスターは車高が低く、小さいので、高速道路に入ってくる車の視界に入らないようで、途中あわや接触事故をおこすところだったが、路側帯に緊急に非難して難を逃れる。ぶつかったら保険金額が上がってしまうなと思う余裕があった。

ゲートでコーヒーを飲んで待っていると、どこかで見た顔に会った。何と以前のピアノの先生だった。そろそろスウェーデンの大学院で勉強するとは聞いていたが、奇遇だ。里帰りをして1週間後にスウェーデンに発つそうだ。僕が今はピアノを独習していること、バルトークの子供のためにの2曲目をなんとか弾けるようになったことや、いろいろなところに旅行した話、読んだ本の感想などを話す。トルコ人作家のMy Name is Redを勧められた。4桁の数字あてやすごろくなどで時間をつぶす。11時にリガに到着する。先生はお姉さん夫婦がリトアニアから迎えに来ていたので挨拶してタクシーを捕まえる。ラトビアでは列を守るという意識がないのか、列の後ろのほうの人が強引に空のタクシーを捕まえてしまう。気の弱そうなデンマーク人と乗り合いタクシーにする。同じ業界の人だったので車中でいろいろ株の話をする。

アバロンホテルに到着。予約したダブルの部屋ががなくてシングルだった。妻と電話で話して寝る。