鬼の居ぬ間に好き放題

妻が出張でロンドンに行った。早朝5時半に空港まで送る。二度寝しようとしたが、目が冴えてしまった。

8時からは今年もやってきたユーロビジョン・ソング・コンテスト。妻がいないので一人で観る。お互いの感想が言えないのでつまらない。モスクワ大会はオリンピックの開会式ほどではないが、紅白歌合戦よりも観ていて楽しい。若田光一さんも宇宙から出演したし。肝心の音楽は、エストニアの女子十二楽坊のようなグループや、華のあるアイスランドとルーマニア、くせのあるモルドバが気になった。アゼルバイジャンの「男と女のラブゲーム」みたいな歌もよかった。トルコは曲以外(?)は良かった。結局アルバニアに投票した。英国はアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲したしょうもない曲で5位に入ったが、歌唱力以外は見所なし。結果はノルウェイの圧勝。好きではないが妥当な結果だ。毎年ヘビメタのグループが来るのに、今年は妻の好きそうな、かわいい少年路線。口直しにYoutubeで2006年のフランス代表のVirginie PouchainのIl Était Tempsを聴く。

深夜の1時からハンガリーの地下鉄の検札官を主人公にした不思議な映画Kontrollを観て3時半に寝る。