父を叱る

父が結構な金額の外国債券ファンドを持っていたので、先日売りを勧めた。金利も低下したのでいいタイミングだと思ったからだ。父は、副島隆彦のドル暴落本を読んで、金利より為替(ドル)が心配になったようで、早速売却した。しかし、証券会社のセールスマンの勧めで、今度は世界インフラファンドを買ってしまった。手数料が欲しいだけのセールスマンの口車に乗ってほいほい買ってしまう父も父だが、外国株式ファンドに為替リスクはつきものなのに、為替リスクアバースな老人にそのような商品を勧めるセールスマンもいかがなものか。とても不愉快だ。仮にそのインフラファンドが素晴らしいものだとしても別の証券会社で買えば手数料が安かったのだ。父に不勉強のコストを認識するように説教した。

国貞克則の「財務3表一体理解法」を読了。簡単に解説することを心がけているが、仕訳での説明があればなおよし。

トレイニーの人とThe Art of Profitabilityという本の読書会をやるように呼びかける。

昔の会社の先輩がインタビューで、新入社員のころの下積みの経験や他社との待遇の比較をバネにここまで生きてきたようなことを言っていた。全然変わっていないので笑ってしまった。