披露宴

いよいよ披露宴。パートナーがパリでこっそり買ってきた白いドレスを初めて見るが、とても美しかった。まずは写真をとる。久しぶりに親戚にも会えてよかった。僕の親族の一人が具合が悪くなり、開始が少し遅れてしまい、心配したが無事に始まった。

パートナーとゆっくり会場に入場し、ひな壇に座る。今日は自分たちが主役なんだなと思った。僕は気恥ずかしくて落ち着かなかったが、パートナーはこの日を夢見ていたのだろうから、失敗のないようにしなくてはならないと思った。

親族がひとりずつマイクを持ち、自己紹介や僕たちとの関係、思い出について述べると言うアットホームな披露宴であった。

僕は食事を食べたが、パートナーは後で分かったのだが、ウェストを締め付けていたそうで食べられなかったそうだ。かわいそうに。

後半はパートナーがグリーグのピアノ曲の独奏。残念ながら練習とは違って緊張したのかかなりミスが多かった。ゲストは分からないと思うが、本人には不本意だっただろう。演奏を終えて台から転げ落ちていたし。

次にベルディの曲を僕と連弾。始まる前にちょっと小さく音を出してみる。ピアノによって感触が全然違うし、この1週間は練習していなかったので。いつもはつかえるのに、今回はミスタッチもなくいい出来だった。

宴は無事に終了し、最後に親族に一人ずつお礼を言ってお別れする。

それから2次会の会場のロカンダに向かう。参加80名のゲストのうち、パートナー側は60名、僕のほうは20名。久しぶりのいろいろな時代の友人に一度に会うことができる貴重な機会である。しかし今回はホストなのであまり特定の人と話すことができずに残念であった。人名ビンゴでゲスト同士も知り合いになってほしかったこともあるし。

2次会を一度京王プラザに戻り、風呂に入って、着替えてから、2次会の企画をしてくれたパートナーの弟とその婚約者と4人で渋谷にラーメンを食べに行く。ホテルに戻ったのは午前1時半ころ。