ドリームシアターのロンドン公演

ドリームシアターのコンサートに行くので朝から落ち着かない。二日目のロンドン公演は後半が有名アルバムのカバー。アムステルダムではピンクフロイドの「狂気」だった。

仕事のほうは地味にポジションを動かし、結局P/Lはフラット。

仕事で忙しいパートナーをせかしてチャンサリーレーンで待ち合わせをして、ロックの殿堂ハマースミスのアポロシアターへ。時計仕掛けのオレンジ(多分)の音楽で8時から開幕。観客は立ち上がったり歌ったりせずに、着席しておとなしく聴いていた。パートナーも事前の予習の成果で新しいアルバムの曲も楽しめたようだ。THESE WALLSという変拍子の曲が気に入ったようだ。僕はイントロの歪んだ音はギターの第1弦を緩ませたり、締めたりすることによって出ていたことに驚いた。休憩を挟んで後半は「狂気」。僕はピンクフロイドファンではないが、30年前にこのような先進的な音楽を作りだしていたピンクフロイドに敬意を表する。そして黒人のゴスペルシンガーとSAX奏者を連れて、完全なまでにコピーするドリームシアターにも脱帽である。曲の途中でキーボードが裏側に回って運指を逆にさりげなく弾いていたサーカスプレイもあった。アンコールの最後は僕の最も好きなLEARNING TO LIVE。イントロで嬉しいのとびっくりするのとで思わずパートナーと顔を見合わせてしまった。終了は11時。10月はほぼ毎日ヨーロッパのどこかで密度の濃いコンサートを行っているメンバーに拍手をしながら会場を早足で去る。帰宅してパートナーのお父さんの作ったおいしいカレーを食べて12時過ぎに就寝。